昨年末にお客様から頂いた枇杷の葉。
いいあんばいに乾燥したから、枇杷の葉エキスを作ります。

温灸・温湿布

痛みのある箇所に塗ってケアしていきたいね。

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古い葉っぱ(固くて大きい葉)を選んで
葉っぱはキッチンペーパーや布巾で汚れを拭いておきます。

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1か月程度 干していた・・・干して冷蔵庫に入れたままだったの。
おかげでパリパリに乾燥している。
適当にちぎって細かくします。

画像に含まれている可能性があるもの:植物、花、屋外、自然

ちょうど900mlの梅酒の瓶があったので
枇杷の葉を瓶いっぱい詰め込みました。

画像に含まれている可能性があるもの:飲み物、室内

ホワイトリカー アルコール35度以上を瓶に注いで
定期的に内容物をかき混ぜます。

夏は2か月間
冬は4か月間  食品保存庫のような冷暗所で保管します。

枇杷の葉が茶褐色になり、エキスが抽出されたら、枇杷の葉はお役御免。
「ありがとう」と布巾で濾して取り出します。

ビワの葉エキスの使い方と効能

病弱の人や慢性障害のある人は、毎日盃一杯ほどを飲むか、
水またはビワ茶で適当に割って飲むと良いでしょう。飲用する以外の使い方もたくさんあります。

■温湿布
ビワの葉エキスの湿布は、内臓の痛みや各種慢性病にも効果を上げています。
この場合は、上述の湿布の上からホットパックや使い捨てカイロなどで温めて「温湿布」にすると良いでしょう。
ビワ葉エキス湿布法は、ビワの葉エキスが含まれた布を湿布として利用し、鎮痛などに活用する療法です。
肩こり、腰痛、打撲などには、ビワの葉エキスをガーゼに染み込ませて患部に当て、ラップを被せた上からテーピングします。
このようにして湿布すると生葉の温湿布と同じような卓効があります。

ビワに含まれるアミグダリンには鎮痛作用や殺菌作用があり、
ビワ葉エキスは腰痛、神経痛、五十肩、リュウマチ、膝・肘の痛み、
また打撲や捻挫といった運動器疾患に良いと考えられています。

■びわ葉エキス塗布法

びわ葉エキス塗布法は、びわ葉エキスを痛みや怪我のある箇所に直接塗る方法です。
ビワの葉に含まれるアミグダリンが、殺菌作用や鎮痛作用を持っており、
切り傷、やけど、皮膚炎、にきびには、1日何回か患部に塗るとかゆみや痛みが収まります。
同様に、虫刺されに塗るとかゆみ止めになるばかりか、腫れも収まります。
水虫にも効果があります。
体全体の腫れや消炎に利用すると効果的と考えられています。

口内の傷、口内炎、歯槽膿漏、のどの腫れや痛みといった口の中の疾患でも
利用することができます。口内に塗布する場合は、刺激が強いので
エキスを3、4倍薄めて利用しましょう。

口内以外では、おでき、にきび、またすり傷、虫きされ、かぶれ、水虫、深爪などの症状にも
効果的と言われています。

※ビワの葉エキスでかぶれを起こす人もいるため、
事前にパッチテストなどを行っておくことをお薦めします。