セリシン

初めて名前を聞く方がほとんどだと思います。
蚕の繭から抽出するたんぱく質の液体。

私にその存在を教えてくれたのは
愛犬の褥瘡をセリシンで治された方。

私のお客様の柴犬。

4月まで立つことが出来たさくらちゃん。
5月になり、思うように動くのが左前足だけ。

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横たわった状態で左前足を動かしていて手首のくるぶしが布団に擦れて褥瘡が出来たんです😢
じゅくじゅく汁が出る状態から
セリシンを塗って、その上に乾燥予防にワセリンを塗って
傷が塞がりました

 

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足首外側でタコのようになって盛り上がっている部分↑↑

ところが
2本目を使い切ってきれいになったと思っていたら、
またジュクジュクしてきたと連絡があり、送ることにしました。

7月7日七夕の日

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岡山に原先生をお迎えして、セリシン液&マルベリー講習会を開催されました。
私は来客の都合で出られなかったので
娘が受講してまいりました。

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原先生によるセリシンの効能、抽出の話
マルベリー(桑)について
※マルベリーのサイト⇒☆

繭は黄金系を使用
汚れた繭やカイコの脱皮殻など異物を取り除く 手間のかかる作業です

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絞った後の繭はお風呂の中でふやかして、顔を磨くのに使えるそうです。
これってシルクですもの 贅沢💛

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Wikipediaで調べると
「カイコが作る絹は、主にセリシンとフィブロインという2つのタンパク質で構成されている。
フィブロインが絹の構造の中心にあり、セリシンは繊維の周りを粘着質で覆い、繊維同士がくっつきやすくしている。絹のセリシンは、3500年以上前から、富裕層が髪や皮膚を若返らせるために用いてきた。

セリシンの化学組成は、C30H40N10O16である。 」

セリシンの主成分はアミノ酸で、特に親水性アミノ酸が豊富で、
皮膚の天然保湿因子に類似していて、保湿性に優れ、肌に優しいのが特徴です。

わんちゃんの皮膚や傷を治す(瘢痕形成)のに使えるとすると
天然成分ですからとても良さそうです。
※アレルギーテストをしてから使用してください。