しばらくパン君の体調不良をお知らせしていましたが・・・

「腎不全」と診断されました。

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犬は10頭に1頭
猫ちゃんは3匹に1匹
の割合で罹患するといわれるくらい多い病気です。

今回のパン君が腎不全になった原因を考えてみました。
(このブログを読んでくれる飼い主様の参考になれば)

①推定、11歳を過ぎてシニアドッグになり、内臓の機能がだんだん低下している(老化)
②4年間以上も膀胱ポリープに対するお薬を服用している(長期投薬)
③膀胱ポリープのためオシッコがでることを優先しているので腎臓がマックス以上に機能して働いていた
④手作りご飯のたんぱく質の割合が多かった
⑤ドッグドックを年に1~2回受けていなかった(腎数値・肝数値などの把握していなかった)

 

たらればは今更言っても仕方ないけれど
毎月のエコー検査にプラス3~4か月ごとの血液検査は必要だったと思う。

腎不全になったわんちゃん、ねこちゃんの飼い主さんはきっとネットでいっぱい勉強をしていることと思います。

犬の腎不全について⇒★

《腎不全の症状》
第1段階・・・.特に症状なし
第2段階・・・多飲多尿(おしっこの色が薄い、匂いが少ない)
第3段階・・・食欲不振・嘔吐・体がだるそう(お散歩に行きたがらない)
第4段階・・・痙攣・意識混濁

(急性腎不全と慢性腎不全でも症状は多少異なります)
パン君は第3段階ということになります。

◆◆ホームケアはどうしたらよいのか??

パン君食べられない時に
薬膳で知り合った方が送ってくれたのが
「手作り甘酒」・・・飲む点滴と言われますよね。
腸には免役をつくる力があります。
その腸を整えることで自然治癒力を上げていくという考えです。
彼女の経験データからアドバイス。感謝です!

どうしても食欲にムラがありますので
まずは腎臓療養食のK/D缶を食べさせて体力をつけることを優先させました。

それでも食べられない時は皮下点滴。

一応、落ち着いてきたので
皮下点綴を一式2セット獣医師から借りて、急に体調が悪くなった時のため家庭でできるようにしました。

やはり食べることを見直さなくてはなりません。
たんぱく質の割合を少なくする
リンの摂取を少なくする
カロリーは増やす(痩せたため)
パン君は膀胱ポリープのことを考えて穀物は控える。

ネットではいろいろ腎臓疾患用レシピが出ています。
リンの少ない食材を選ぶのにお客立ちリンク⇒★
悩んでいる飼い主さんに寄り添ったお話ができるセラピストになれるよう情報を集めました。

4月のスケジュール
姫路サニーテラス・・・4月9日(日)15日(土)
神戸サロン・・・4月12日(水)~14日(金)

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