マッサージをお薦めするひとつ
愛犬の体調の変化に気づく!
お役にたった例を掲げます。
先日、マッサージをしていて、「ん?」この膨らみは??・・・と感じることがありました。
飼い主さんに「動物病院に行く機会があったら、ここを診てもらってね」と伝えましたところ
「病院に行きましたら、鼠径ヘルニアと診断され、早期発見で治療が楽に終わりました」とメールを頂きました。
◆犬にもある!鼠径ヘルニア(そけいヘルニア)
鼠径(そけい)というのは足の付け根のことで、
ここの皮膚の下に膀胱や腸といった内臓が飛び出す(ヘルニア)の事を
鼠径ヘルニア(そけいヘルニア)と言います。
鼠径(そけい)ヘルニアが起こると、内臓が飛び出しているわけですので、膨らんできます。
◆犬の鼠径(そけい)ヘルニアの症状
犬の鼠径(そけい)ヘルニアが起きると、内臓があるべき場所から逸脱してしまいます。
触ってみると膨らんでいる、見ただけでもわかる場合もあります。
◆犬の鼠径(そけい)ヘルニアの原因
犬の鼠径(そけい)ヘルニアの場合は、先天的なものが多いようです。
骨格的にも、人間よりも犬の場合は背骨から臓器が吊り下げられていますので、
少しでも骨格にゆがみがあると、重力で飛び出しやすいのです。
また、食事をした後は、腹圧が高くなるので激しい運動をしないことも予防の一つです。
マッサージレッスンでは
飼い主さんのてのひらで愛犬の体調チェックをしていただきます。
健康管理のひとつに加えてくださいね。