17才のプー子ちゃん
2ヶ月前は首周りの毛が薄くて地肌の横シワが見えていたのに
黒々もふもふになり、地肌は見えません。
お尻尾も上に立てるようになりました。
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てのひらでプー子ちゃんを包むように触っていくと
筋肉がついて、体に水分をためられるようになり
以前より皮膚の弾力があるのです。
 
凄いなー。生きる力を見せつけられます。
 
前足をつっぱって体を支えてきたので肩関節・肘関節・手首が伸びたままになっています。
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指先の腱をほぐしながら関節を弛めていきます。
少し曲がるようになるとピーンとなった筋肉の緊張がとれてきます。
 
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呼吸が早いプー子ちゃん
前足の親指は肺の経絡が繋がっています。
  呼吸器系の症状が前肢の痛みとなって表れることがあります。
  前肢太陰肺経の始まりは胃のへその上あたりに相当する中焦から始まります。
中焦から下がって大腸に行き、胃の下の出口から入り口を巡って横隔膜の上に出て肺に入ります。
肺からのどに行き、横に出て胸の横から前肢内側を通って肘を下り、手首の内側から親指の外側を経て指先に行きます。
その支脈は、前肢の下から分かれてお母さん指の先端にいって、前肢の陽明大腸経脈に接続して、つながっていきます。
  
前足を弛めていくとカチカチの胸筋も弛みます。

深い呼吸ができ快適に暮らせるように
高齢犬ですからフェザータッチで胸を撫でましょう。
 
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