痛みのゲートコントロール説
ちょっと難しいお話し
打撲やケガをした時、その刺激は末梢神経によって脊髄に伝わり、
脊髄にあるゲート(門)が開いて脳へと伝えられ、
初めて「痛み」として認識されます。
この痛みを感じる仕組みにアロマやマッサージ、感情が関係することがわかってきました。
不安・恐怖の感情はゲートを開き、痛みを増幅する方向に働きます。
また、長く続く痛みは交感神経を緊張させ、
新たな発痛物質を作り出すことも知られています。
一方、喜びの感情、高揚感、マッサージ(優しく擦るなど)の触覚刺激はゲートを閉じ、
痛みを軽減する方向に働きます。
ゲートを閉じて痛みをブロック・軽減するという理論を
「痛みのゲートコントロール説」といいます。
慢性的で鈍い痛みの信号は脳へ伝わるスピードが遅く
マッサージや香りの刺激でブロックされやすいのです。
アロママッサージは鎮痛作用がある神経伝達物質(脳内モルヒネ)の分泌を活性化すると考えられています。
何が言いたいといいますと
「痛いの 痛いの 飛んでいけぇ~~」
の説明。
子供のころ、転んで擦りむいたところをお母さんが撫でてくれると痛みがやわらいだ
そんな思い出みんなもってますよね。
こんな話を「アロママッサージ講座」では図解で説明します。
『マッサージの後、爆睡』鎮痛効果も記載しています。