さくらちゃん
毎月マッサージを受けていただいています。
5月に立てなくなりました。
動く左前足でベッドの上で くるくる体を移動していたのが先月の7月。
動くことはなく 寝ている時間が増えた。
老犬はよくあるのですが、自分の好きな寝方があって
さくらちゃんは 左側を下にして寝るのが楽らしい。
寝ている状態では筋肉を使わないので老廃物がたまりやすい。
小さくなったお尻も力を掛けず流します。
さくらちゃんの後ろ足の第2指を反らせると
固くなっていた関節の動きが滑らかになってきて、ゆっくりストレッチ。
抱っこして体位を替えます。
左側を上に横になってもらい。
耳後ろ~頚~肩~胸にてのひらを滑らせます。
頸動脈・神経の流れを促進するのが目的です。
横になって寝ている姿勢は胸が狭まり、肺が大きく開かない。
「最近、声が出ないんです」
飼い主様は寂しそうにつぶやきました。
肺の力が衰えているから。
マッサージしていると
んんんあ~~~~~っ
大あくび
「何カ月ぶりにあくびを見ました」
ずっと寝ていたので表情筋が固まっていたのです。
頬の筋肉が緩んだね
体を左上にしているのがイヤで文句を言い始めた。←左体側で寝るのが嫌いなさくらちゃん
始めは口をパクパク。
そのうちに
「ファンファン、ヒンヒン」
声が出たよ!
ご家族も大喜び。
「気持ち良さそうな顔しています💛」
飼い主さまの声が明るい。
老化を止めること
自然の摂理で抗うことはできません。
でも・・・
マッサージで穏やかに苦しいことや痛みを緩和できる
※上の写真は2018年2月のさくらちゃん
今月、さくらちゃんが声を出して
「マッサージしてもらって力が入るよ」
と教えてくれた。
ありがとうさくらちゃん
また9月に来るね。
ターミナルケア・寝たきりのわんちゃんにできることの選択肢にドッグマッサージがあることを知っていただけたら嬉しい。
ドッグマッサージWON-P
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